リニア中央新幹線のトンネル工事をめぐり岐阜県で井戸の水位が低下した問題を受け、JR東海は静岡と山梨の県境で行っている調査について、水位データを目視で確認する回数を増やす考えを明らかにしました。

リニアのトンネル掘削工事が進む岐阜県瑞浪市では、井戸やため池の水位の低下が確認されたことから、静岡県は5月31日 JR東海に対して今後の対応などについて説明を求めています。

こうした中、JR東海は6月4日 山梨県で5月から再開したボーリング調査について、静岡との県境に近い区間においては地下水位のデータを確認する回数を増やす考えを明らかにしました。

具体的には、田代ダム付近に出向いて目視でデータを確認する頻度を月に1回から2週間に1回へと変更し、地下水位の低下が認められた場合には速やかに静岡県に報告する方針です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。