サービス業に携わる人への調査で、2人に1人が2年以内にカスタマーハラスメントの被害に遭ったと答えたことが分かりました。
流通や外食などの労働組合で作るUAゼンセンは、理不尽なクレームなどを指すカスタマーハラスメントに関するアンケートを実施し、3万3133人から回答を得ました。
「2年以内にカスハラ被害に遭った」と答えた人は46.8%で、前回2020年の調査と比べると10ポイント減少しました。
カスハラの実態が社会的に認知されてきたことや企業がガイドラインを作るなどの取り組みの効果が出たのではと分析しています。
調査で寄せられたカスハラの内容では、冬の屋外で2時間以上謝罪をさせられた事例や謝罪をしたにもかかわらずSNSで謝罪がないと名指しされたケースなどが挙げられています。
カスハラは正当なクレームとの線引きが難しく、企業や業種ごとに対応も異なるため早急なルール作りが求められています。
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