山形の初夏の味覚の話題。本格的なサクランボシーズンを前に、東根市やJAなどで作る協議会が、「東根さくらんぼ」の目ぞろえ会を開いた。

協議会では、「東根さくらんぼ」が国の地理的表示・GIに登録された2017年から目ぞろえ会を開き、生産者に栽培や出荷の基準を周知している。
今シーズンは、審査に通った193の個人や団体が出荷でき、4日はそのうち新規の5人を含む17人が参加した。
「東根さくらんぼ」は“着色面積が70%以上”など、説明を受けていた。

また、今年は去年の猛暑の影響で実がくっついた「双子果」が多いことから、「双子果はいくらきれいにできても規格外。混入しないように」と注意が呼びかけられていた。

(東根市ブランド推進課・深瀬由昭さん)
「今年は収量がやや少ない状況にある。こういう時こそ、消費者は良いものを求めているので、行政・生産者・JAが一丸となって“東根さくらんぼ”を届けていきたい」

「高品質がひがしねスタンダード」を合言葉に、東根の佐藤錦は、来週、本格的な収穫が始まる。

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