トヨタ自動車の生産に必要な認証試験に不正があった問題を受けて、岩手県金ケ崎町のトヨタ自動車東日本岩手工場ではヤリスクロスの出荷や販売を6月3日から停止しています。

不正があった車種のうち「ヤリスクロス」はトヨタ自動車東日本の岩手工場と宮城県の工場で生産されています。

トヨタ自動車東日本によりますと、衝突時に積み荷が動いた際、後部座席に生じるダメージを調べる試験で古い規定の積み荷を使用したため国土交通省から不正と判断され、出荷停止の指示を受けたとということです。

このため岩手工場では3日から6月末までヤリスクロスの出荷と販売を停止し国土交通省の立ち合い試験などに対応するということです。

一方岩手工場が手掛けているレクサスの小型SUV「LBX」や「ヤリス」「アクア」は通常通り生産・出荷を行います。

トヨタ東日本では「ご迷惑をかけ深くお詫びします。速やかに適切な対応を進めていきます」とコメントしています。

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