６月にも値上げの話が…私たちがよく利用するスーパーではどんなものが値上がりするのでしょうか？５月３１日、大阪市阿倍野区の「フレッシュマーケットアオイ昭和町店」でアオイサポートの内田寿仁社長に話を聞きました。馴染みの商品が値上がりするといいます。

　（内田社長）「カルビーが値上げされます。かっぱえびせん、サッポロポテトなどですね。じゃがりこも値上がりします。（Ｑ今日は棚にチーズ味だけ？）今日の朝にはたくさんあったんですけど、一部のお客さまが明日からの値上げを意識されて買い占められた」

　カルビーは原材料価格や物流コストなどの高騰を理由に、スナック菓子６８品の価格を６月１日納品分から３％～１０％程度引き上げます。こちらのスーパーではすでに値上げ後の値札も準備していました。

　明治も６月１日出荷分からチョコレートやグミの価格を改定します（改定率約３％～３３％）。

　そのほか、のり製品は生産量の減少などの影響もあり、店頭価格で１０％～２０％値上がりするといいます。

　さらにお米も値上がりします。５月３１日の取材時は５ｋｇ２０８０円で売られていましたが…？

　（内田社長）「これが今年３月くらいまでは１７００円台で売れていたと思います。それが今２０００円を超えてしまいまして。おそらく６月以降またどんどん値段が上がってくると思います。一番大きな要因は、去年夏の猛暑で、お米が非常に不作だったということ。外食産業は、コロナが明けてインバウンドもあって、すごく盛況でいらっしゃるということで、お米の需要がそちらに流れていってしまっている面もあると聞いています」

　そして外食産業にも値上げの波がきています。「餃子の王将」では６月２１日から１３品目の価格を改定。餃子１人前２９７円でしたが、３１９円となり、初めて３００円台になります（※西日本の価格）。

　街の人に反応を聞きました。

　（会社員５０代）「仕方ないね。今のご時世やったらね。食べたいなと思ったら高くなっても行くと思います」

　（年金生活者８０代）「ちょっと食べるの少なくなる。それか家で努力して手作りするか」

　この人は餃子を持ち帰る容器を持参して節約しているといいます。

　（年金生活者８０代）「容器代ももったいない。１０円安くなります。すぐ捨てるもん」

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