イギリスのチャールズ国王の妻・カミラ王妃が今後、毛皮の衣装を調達しないと明らかにしました。5年前には故・エリザベス女王も同様の決定をしています。
動物保護団体「PETA」によりますと、イギリス王室からの手紙の中で、カミラ王妃が「新しい毛皮の衣装を調達しない」と明らかにしたということです。理由は明かしていませんが、動物愛護のためだとみられます。
ただ、すでに所有している毛皮の衣装については今後も着用する可能性があります。
2019年には故・エリザベス女王も「新しい衣装はすべて人工の毛皮にする」として、毛皮の衣装を新調しないことを明らかにしていて、動物保護団体はエリザベス女王に続く決定だとして歓迎しています。イギリス王室では毛皮以外にも、おととし、チャールズ国王が高級食材のフォアグラを王室内で禁止することを明らかにしています。
フォアグラはアヒルやガチョウに強制的にエサを食べさせ、肥大した肝臓から作られることから、残酷だとして批判の声が上がっています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。