スロバキアのフィツォ首相が銃で撃たれ、病院に運ばれました。容疑者が1人拘束されています。

 AP通信などによりますと、スロバキアの首都から約150キロ離れた町・ハンドロバで15日、フィツォ首相が銃で撃たれて病院に搬送されました。

 詳しい容体は分かっていませんが、病院に着いた時、意識はあったということです。

 容疑者が1人拘束されたということです。

 地元メディアは複数の銃声が聞こえたと報じました。

 ロシア寄りとされるフィツォ首相は去年9月の総選挙でウクライナへの軍事支援の停止などを訴えて政権を奪取し、首相に就任しました。

 スロバキアはNATO(北大西洋条約機構)の加盟国ですが、フィツォ首相は前の政権が提案したウクライナへの新たな軍事支援を拒否するなど、政府の方針を大きく転換させました。

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