ロシアのプーチン大統領は通算5期目となる大統領就任の宣誓を行い、「団結すれば勝つ」とウクライナ侵攻継続に向け国民に結束を呼びかけました。

ロシア プーチン大統領
「ロシアはこの難しい時代を必ず乗り越えてもっと強くなる」

就任式は7日、モスクワのクレムリンで行われ、プーチン氏は「すべての計画を達成する。われわれが団結すれば勝つ」と述べ、侵攻継続に向け国民の結束を呼びかけました。一方、欧米との戦略的安定性を含めた対話は拒否していないとし、「互いの国益を尊重しなければならない」と強調しています。

新たな任期は6年で、2030年まで。今月9日には対ドイツ戦勝記念日、その後は中国で習近平国家主席と会談するなど重要行事が続きます。

一方、ウクライナでは、ゼレンスキー大統領らの暗殺計画に関わったとして国家警護隊の大佐2人が逮捕されました。

2人に協力を求めていたロシア連邦保安局は、大統領警護に近い軍人の中から殺害などの実行犯をスカウトしようとしていたということです。

ウクライナ保安庁長官は、計画が「プーチン大統領への5期目就任のプレゼントとなるはずだった」と指摘しています。

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