イスラエルとハマスの停戦交渉が続くなか、破壊されたガザ地区の復旧に少なくとも16年はかかるとする試算が国連機関の調査で明らかになりました。
UNDP=国連開発計画によりますと、イスラエルによる侵攻で、ガザ地区の住宅のうち72%が破壊され、専門家の試算では復旧まで少なくとも2040年まではかかると分析しています。
また学校もほとんどが破壊され、UNDPは「ガザに教育システムは存在しなくなった」とも指摘しています。
一方、ハマスの幹部は、停戦交渉についてイスラエル側の提案を検討しているとしたうえで、楽観できないという考えを示しました。
また、世界各地の大学に広がる反イスラエルのデモについては、パレスチナにとって非常に重要な局面だと期待を示しました。
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