11月の米大統領選で再選を目指すバイデン大統領は1日、首都ワシントンで開かれた選挙集会で演説し、日本を中国やロシア、インドと並べて「彼らは外国人嫌いだ」と述べた。聴衆はアジア系や太平洋島しょ系の支持者だった。ホワイトハウスが2日公開した発言内容は以下の通り。
(前略)皆さん、今回の(大統領)選挙は自由、米国、民主主義に関するものです。だからこそ、あなた方(の支援)が必要なのです。
米国経済が成長している一因は、あなた方にあるのです。我々が移民を歓迎しているからです。考えてみてください。中国の経済がひどく失速しているのはなぜか。日本が問題を抱えているのはなぜか。ロシアの場合はなぜか。インドの場合はなぜか。彼らが外国人嫌いだからです。彼らは移民(受け入れ)を望んでいません。
移民こそ、我々を強くしているものです。ジョークではなく、誇張でもありません。ここにいたい、貢献したいと願う労働者が流入しているからなのです。
この(アジア系などの)コミュニティーの票は、(南部)バージニア州からジョージア州、(西部)ネバダ州に至る地域で重要です。もっと多くのことを共に成せることを私は知っています。(後略)
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