アメリカのバイデン大統領は、イランによるイスラエルへの報復攻撃が間近に迫っているとの認識を示しました。

 今月1日、シリアの首都ダマスカスにあるイラン大使館領事部の建物が空爆を受け、イランの革命防衛隊の司令官らが死亡しました。

 イランはイスラエル軍による攻撃だと断定し、最高指導者のハメネイ師は10日、「罰せられなければならない」と述べ、イスラエルへの報復を示唆しました。

バイデン大統領
「機密情報には触れたくないが、私の予想ではすぐにでもあり得る」
「(Q.イランへのメッセージは?)やめろということだ」

 バイデン大統領は12日、イランの報復攻撃が間近に迫っているとの認識を示したうえで、イランに対し攻撃を「やめろ」と警告しました。

 さらに、アメリカはイスラエルの自衛を支援するとして、「イランは成功しない」と述べました。

 NSC(国家安全保障会議)のカービー戦略広報調整官はイランによる報復攻撃は「現実的で実行可能な脅威」だとして、イスラエル側と連絡を取っているとしています。

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