水原一平容疑者が違法賭博への関与が明らかになって以来、初めて公の場に姿を現しました。裁判所に出廷した水原容疑者はやつれた様子で、裁判官の質問に言葉少なに答えるのみでした。

 アメリカ・ロサンゼルスの連邦地方裁判所で12日、水原容疑者は上下黒のスーツに白いシャツを着用し、足かせを着けられて出廷しました。

 首回りが特に痩せ、少しやつれた様子の水原容疑者は名前を呼び掛けた裁判官に無言でうなずきました。

 その後、証言台で「書類にサインしたか」を問われた水原容疑者は、落ち着いた口調で「YES」と答えています。

 また、保釈の条件などを説明した裁判官が「理解したか」と問い掛けると再び「YES」と返し、「他に質問はないか」という質問にも「NO」とだけ回答して審問は終了しました。

 法廷には審問を傍聴しようとおよそ80人の記者が詰め掛けましたが、満席で、一部は入れませんでした。

画像:Bill Robles

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