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 日本のラーメン店が海外に出店したところ、オープン祝いの花が一夜にしてすべて盗まれました。現地では、盗んだ花の転売行為が横行しているといいます。

■祝い花をスタンドごと積み込む男の姿

日本人が経営するラーメン店がオープン この記事の写真

 10日、ベトナムの首都・ハノイで、日本人が経営するラーメン店がオープンしました。店の前には10台の祝い花が並んでいます。

祝い花がごっそりなくなっていた

 しかし、3日後の朝、突然、花がごっそりなくなっていたというのです。一体何があったのでしょうか。店のオーナーは次のように話します。

「一番軒」ハノイ店 永露仁吉FCオーナー
「お花を外に出したまま、お花のスタンドですね、外に出したまま帰ったら、次の日の朝来たら、すっかりすべてなくなっていて。それで店外に設置している監視カメラを見たら、夜中の午前2時ぐらいに男がやってきて、スタンド10台ぐらいごっそり持って帰っていた」 防犯カメラの映像

 13日午前2時すぎのことでした。防犯カメラの映像には小型バイクに花をスタンドごと積み込む男の姿が映っています。男はマスクなどで顔を隠しています。

 祝い花を盗む理由は…。

盗品が転売されるという 永露FCオーナー
「盗品が転売されるというのは間違いなくあります。ロークオリティーなリーズナブルな商品として使われるのだろう」

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■別の店でも盗難被害に

■別の店でも盗難被害に

 実はオーナーが盗難に遭ったのはこの店だけではないと言います。

 ホーチミンで営業している立ち食いずしの店。花が盗まれる3日前の様子です。店はクリスマスの装飾や電飾で飾られています。

複数の女が現れ装飾を持ち去る

 すると、複数の女が現れ、持ってきた椅子に上がって窓から装飾を外し、急いで持ち去る様子が映っています。

別の時間帯には男たちに見張らせながら装飾を外す

 また、別の時間帯には店の正面で、男たちに見張らせながら女が椅子に上がって、高い所にある装飾を外し、持ち去る姿が映っています。

2日間で合わせて5回、被害額は10万円

 2日間で合わせて5回窃盗に遭い、その被害額は10万円だといます。その後、映像から近くのガールズバーの店員の犯行であることを突き止め、持ち去られた装飾をすべて返却させたということです。

永露FCオーナー
「ちょっと外に置いたままで目を離すと、なんでも盗まれちゃうよっていうのは周りからもスタッフからもすごく言われていて。『悲しさ』と『やっぱりか』っていう、半分半分の感じです」

(「グッド!モーニング」2024年12月15日放送分より)

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