去年3月に北京市内で拘束され、反スパイ法の違反の容疑で起訴されていたアステラス製薬の日本人社員の初公判が11月下旬に開かれていたことが分かりました。
日中関係筋によりますと、初公判は11月下旬に北京市内の第二中級人民法院で開かれました。
中国当局から通知があり、審理は非公開で行われたということです。
また、今月5日には金杉憲治駐中国大使が起訴されている日本人社員と初公判後、初めての領事面会を行っていて、健康状態に問題はないということです。
日本側は「早期釈放を含む我が国の立場を中国側に引き続き強く働き掛けていく」としています。
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