中国・広東省珠海市で先月、車が市民らに突っ込み、35人が死亡した事件で地元の公安局長の免職を決定したと発表がありました。事件の責任を問われたものとみられます。
珠海市で先月、体育施設の周辺で運動をしていた市民らに車が突っ込み、35人が死亡、43人がけがをした事件で、珠海市の地方議会に相当する人民代表大会の常務委員会は、きのう、珠海市の謝仁思公安局長の免職を決定したと発表しました。また、黄志豪市長の辞職も認めたということです。
中国では無差別に人を狙った事件が相次いでいて、この事件をめぐっては、習近平国家主席が事件の真相の解明や、犯人を厳しく処罰するよう「重要指示」を出していました。
今回の公安局長の免職は事件の責任を問われたものとみられます。
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