韓国の尹錫悦大統領による「非常戒厳」宣言をめぐって、最大野党「共に民主党」は、政府から独立した特別検察官を任命し尹氏らへの捜査にあたらせる法案を国会に提出しました。

尹大統領は今月3日、韓国で44年ぶりとなる「非常戒厳」を宣言し、国会に軍が突入するなど混乱が発生。

検察や警察は、野党などの告発を受けて内乱などの疑いで尹氏らへの捜査を始めました。

こうしたなか、最大野党「共に民主党」は9日、「公正な捜査を期待するのは難しい」として、政府から独立した特別検察官を任命して捜査にあたらせる法案を国会に提出しました。

「共に民主党」は、12日の本会議での採決を目指しています。

過去には、朴槿恵元大統領をめぐる疑惑に対して特別検察官が任命されたことがあります。

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