アメリカのトランプ次期大統領は7日、当選後初の外遊先としてフランスを訪問し、マクロン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領と3者会談を行いました。

 ノートルダム大聖堂の再開式典に出席するため当選後発の外遊先としてフランスを訪れているトランプ氏は7日、マクロン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領と3者会談を行いました。

 ゼレンスキー氏は会談後、SNSに「我々は皆、この戦争ができるだけ早く、公正な方法で終わることを望んでいる。ウクライナ国民、現場の状況、そして公正な平和について話し合った。我々は一緒に取り組み続け、連絡を取り合っていくことで同意した」と投稿しました。

 ウクライナ支援に消極的とされるトランプ氏は選挙戦中に「大統領就任から24時間以内に、戦争を終わらせる」と宣言していました。

 一方で、マクロン大統領とイギリスのスターマー首相はウクライナへの軍隊の派遣を含めた支援の強化について議論を始めているとの報道があります。

 来月20日のトランプ氏の大統領就任が迫るなか、欧米の足並みがそろうかどうかは不透明な状況です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。