北朝鮮が韓国側とつながる送電線を人力で切断している様子が捉えられました。

 韓国国防省は、北朝鮮軍の兵士数名が24日に軍事境界線をはさみ南北をつなぐ陸路「京義(キョンイ)線」で、韓国側とつながる送電線の切断を始めていると発表しました。

 映像では北朝鮮軍の兵士が塔をよじ登り、人力で送電線を切断している様子が映し出されています。

 この送電線は北朝鮮の開城(ケソン)工業団地までつながる高圧線で、塔自体はまだ撤去されていないということです。

 韓国国防省は、道路や鉄道の爆破など「南北関係を断絶する措置の一環」とみていて、今後もさらに切断作業を続けていくかどうか北朝鮮側の動向を注視しているということです。

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