西アフリカのナイジェリアの首都近くで、大雨による影響で老朽化した刑務所の一部が壊れ、100人以上の受刑者が脱獄しました。
AP通信によりますと、ナイジェリアの首都アブジャ近くの町で24日、数時間にわたって降り続けた大雨により、刑務所を囲むフェンスが壊れました。
これによって、受刑者119人が脱獄。10人は捕まったものの、残りは逃走中で、当局が捜索しています。
現場を訪れた内相は、刑務所が老朽化していたことに加え、収容可能人数のおよそ2倍にあたる499人が収容されていたとして、別の場所に新たな施設を作る必要性を強調しました。
AP通信は、ナイジェリアではほとんどの刑務所が植民地時代に建てられたもので、老朽化が進み、受刑者が脱走しやすくなっていて、首都アブジャではおととしにも900人近くが脱獄したと伝えています。
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