ロシア外務省のザハロワ報道官は25日の記者会見で、日本の超党派の議員連盟が先に東京の靖国神社を一斉参拝したことについて「20世紀前半の日本の野蛮な拡張主義と攻撃的な政策に苦しんだ近隣諸国の国民感情を傷つけるものであり、強く非難する」と述べた。靖国神社は「日本の軍国主義の忌まわしい象徴」だとも主張した。
ロシアは従来、日本の国会議員による靖国参拝を特段問題視しない姿勢を示していたが、ウクライナ侵略に伴う日露関係の悪化を背景に方針を転換。ザハロワ氏は昨年10月にも、国会議員による靖国参拝について「日本は自身の恥ずべき歴史の1ページを白紙化しようとする試みをやめるべきだ」などと述べていた。
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