イスラエルの戦時内閣の閣議=14日、テルアビブ(イスラエル政府/アナトリア通信提供、ゲッティ=共同)

パレスチナ自治区ガザの戦闘休止を巡るイスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの間接交渉で、イスラエル戦時内閣は25日、仲介役のエジプト側とイスラエルで26日に再協議することを決めた。イスラエルメディアが伝えた。ハマスに求めていた合意初期段階での人質解放の人数を減らすことを検討しているもようだ。

イスラエル軍はガザ各地からの避難民が密集するガザ最南部ラファ侵攻を準備。AP通信によると、ガザ南部のイスラエル側に軍用車両を集結させている。イスラエルは硬軟織り交ぜてハマスに妥協を迫るとみられる。

イスラエル国内治安機関シャバクのバー長官らが24日、カイロでエジプト情報機関トップと会談し、ラファ侵攻などについて協議していた。

イスラエル軍は25日もガザ各地への攻撃を継続。パレスチナ通信によると、北部ガザ市近郊の空爆で少なくとも8人が死亡した(共同)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。