イランがイスラエルへのミサイル発射に踏み切ったことを受けて、アメリカのバイデン大統領は「攻撃は失敗に終わった」と評価しました。
バイデン大統領
「現時点で分かっていることを踏まえると、イランの攻撃は失敗に終わり、効果はなかったようだ。これは、イスラエル軍と米軍の能力を証明するものだ」
バイデン大統領は加えてイスラエルへの全面的な支持を改めて表明し、情勢を注視しているとしています。
また、サリバン大統領補佐官は1日、イスラエルに対してイランが発射した弾道ミサイルは200発近くだと説明しました。
アメリカ海軍とイスラエル軍が協力してミサイルを迎撃し、これまでのところイスラエル国内での死者や軍事施設などでの被害は確認されていないということです。
国防総省のライダー報道官は1日、イランから事前の警告はなかったと明らかにし、4月にあった攻撃の2倍の規模だったと指摘しています。
そのうえで「イランは自らが支援するテロ集団を守るために国家への攻撃を始めた」と非難し、イスラエル側と対応を協議中だと強調しました。
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