台湾の頼清徳総統は、自民党の石破茂総裁の総理就任に祝意を表し、「台湾と日本は同じ価値を共有する堅実なパートナーです」と強調しました。

頼清徳総統は1日、SNS上で岸田前総理の在任中の台湾への支持に感謝するとともに、自民党の石破茂総裁の総理就任に対して祝意を表しました。

その上で「台湾と日本は同じ価値を共有する堅実なパートナーです」とし、「今後も助け合い、民主主義の保護の傘を一緒に広げて地域の繁栄と安定を守っていきましょう」と続けました。

台湾総統府も報道官を通じて頼氏の祝意を発表し、「台湾と日本の深い友情によって防災、経済貿易、安全保障などの分野で、今後更に多くの交流や協力が期待されます」と関係を深めたい意向を示しました。

石破氏は8月に台湾を訪問し、頼氏や蔡英文前総統とも面会するなど、台湾との関係を重視してきましたが、日本は台湾と正式な外交関係を持たないことから、今後は台湾訪問を控えるものとみられます。

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