イスラエルとイスラム教シーア派組織ヒズボラの衝突が激化するなか、ヒズボラを支援するイランがイスラエルに向けて弾道ミサイルを180発以上発射しました。中継です。

イランによる弾道ミサイルの攻撃はいまから5時間半ほど前にありました。私たちも緊急の警報に基づき、道路わきで身をかがめて警戒態勢を取りましたが、一連のミサイル攻撃は30分間以上にわたって続きました。

今後の焦点は、報復を明言するイスラエルがどのような反撃をするかです。

イスラエルは今年4月にイランからの大規模攻撃を受けた際は、およそ5日後に反撃を行いましたが、規模としては極めて抑制されたものでした。

一方で今回はイランが弾道ミサイルを180発以上撃ち込むという規模の大きいもので、イスラエルとしては前回よりも反撃の度合いを高めるということも考えられます。

その度合い次第では、さらにイランが反撃するなど、攻撃の応酬に発展する可能性も含んでいるほか、今回はレバノンに地上侵攻を進めるなかで、ヒズボラなど親イランの武装組織なども全面的に攻撃に加わる可能性があるなど、予断を許さない状況が続いていきます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。