イギリス政府は民間航空機をチャーターし、レバノンで暮らす自国民を退避させると発表しました。

イギリス政府は30日、イスラエルとレバノンのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」との間で攻撃の応酬が続く事態を受け、レバノンから退避を希望する自国民を支援するため民間航空機をチャーターしたと発表しました。

対象となるのはイギリス国民とその配偶者またはパートナー、18歳未満の子どもで、社会的弱者が優先されるとしています。

航空機は10月1日に首都・ベイルートにある国際空港から出発する予定で、その後の運航については、退避希望者と治安状況によって判断するとしています。

イギリスメディアによりますとレバノンには推定1万人のイギリス国民が滞在しているとみられていて、ラミー外相は「レバノンの情勢は不安定で、急速に悪化する可能性がある」として直ちに出国するよう呼び掛けています。

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