ニューヨーク市長として史上初めて起訴されたエリック・アダムス氏について、検察は26日、収賄など5つの罪で起訴したと発表しました。

ニューヨーク連邦検察は26日、ニューヨーク市のエリック・アダムス市長を収賄など5つの罪で起訴したと発表しました。

起訴状などによりますと、ブルックリン区長だった2014年ごろから市長就任後も含め、およそ10年間にわたりトルコの政府関係者らから高級ホテルや航空券を無料で提供してもらうなど、あわせて10万ドル、日本円で1450万円ほどの利益を違法に得たうえ、違法な献金も受け取っていたということです。

その見返りとしてニューヨークに新たに建設されたトルコの領事館について、安全上の懸念があるにもかかわらず、開設を許可するよう市の消防当局に圧力をかけたということです。

アダムス市長は会見で無実を主張したうえで、「市長としての職務を今後も遂行していく」と、辞職しない意向を示しています。

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