レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの戦闘員らが所持し、一斉に爆発したポケベル型の通信機器について、東ヨーロッパのブルガリアにある会社が出荷や販売に関与していたとメディアが報じ、治安当局が捜査を始めました。

17日にレバノン全土でヒズボラの戦闘員らが持つポケベル型の通信機器が一斉に爆発した件をめぐり、ブルガリアの首都・ソフィアにある会社が通信機器の出荷・販売に関与したと、ハンガリーのメディアが関係者の話として報じました。

これを受け、ブルガリアの治安当局は「問題の通信機器がブルガリアで輸出入されたことは確認されていない」とする声明を発表しました。

一方で、国税当局や内務省と協力し、ブルガリアの会社が通信機器の供給に関与したかどうかについて捜査を始めたことを明らかにしました。

問題の通信機器についてアメリカのニューヨークタイムズは、イスラエルがハンガリーに設立したダミー会社で製造したと報じています。

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