「ロシアのスパイ」として訓練された可能性があり、ノルウェー沖で死んでいるのが見つかったシロイルカが、銃で殺されたとみられることが分かりました。
「バルジーミル」と名付けられたこのシロイルカは、先月31日にノルウェー沖で死んでいるのが見つかりました。
「バルジーミル」を見守っていた団体「ワン・ホエール」は4日、調査の結果、銃撃によって死んだとみられると発表しました。
当初「バルジーミル」に目立った外傷はないとされていましたが、保護団体「ワン・ホエール」は「体に複数の銃創があり、弾丸も残っていた。犯罪行為の可能性も否定できない」として、警察などに報告書を提出したということです。
2019年にノルウェー沖で発見された「バルジーミル」には、「サンクトペテルブルクの装備」と書かれたハーネスが装着されていて、ロシア海軍が訓練した“スパイイルカ”の可能性が指摘されていました。
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