日米中を含むアジア太平洋地域の約30カ国の海軍トップらが集まる「西太平洋海軍シンポジウム」が22日、中国山東省青島で開かれた。24日までの期間中、海洋安全保障や偶発的な衝突を避けるための方策について議論を交わす見通し。
23日には「運命を共にする海洋」をテーマに、各国の海軍高官が海洋安保協力や国際法に基づく海洋秩序を巡り意見交換する。2国間会談も実施される。
シンポは1988年から「海洋での各国海軍の協調」を目的に2年に1回、各国が持ち回りで開催。中国の主催は2014年以来、10年ぶり。
中国人民解放軍は23日に海軍創設75周年を迎えるのに合わせ、青島や北京、浙江省寧波などの部隊施設を一部開放し、市民の艦船見学といった関連イベントを行っている。(共同)
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