レバノンを拠点とするヒズボラが最高幹部殺害の報復としてイスラエルに大規模な攻撃をしたことに関し、ネタニヤフ首相は防衛のためにあらゆる手段を取る考えを示しました。
ネタニヤフ首相は25日、「危害を加える者には我々が危害を加えるという単純なルールを守り続ける決意だ」などと声明を出しました。
この声明はヒズボラがベイルートで最高幹部が殺害された報復として、イスラエル北部にドローンや320発以上のロケット弾で大規模な攻撃をしたことを受けたものです。
事前に兆候をつかんだイスラエル軍は、約100機の戦闘機でレバノン南部に設置された数千のロケット発射装置を破壊したと明らかにしました。
また、ヒズボラが「イスラエルの中心部も標的にしていた」としています。
ヒズボラは今回の攻撃を「第1段階」とし、次の攻撃も示唆していて、この後、指導者のナスララ師が演説をすると発表しました。
一方、イスラエルメディアは、仲介国のエジプトで25日に開かれるガザ地区の停戦交渉には予定通り、イスラエルの交渉団が参加すると報じました。
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