パレスチナ自治区ガザに入ったユニセフ=国連児童基金の広報官が「ガザの子どもたちを忘れないで」と訴えました。

インタビューに応じたのは、ユニセフ中東・北アフリカ地域事務所のオウェイス広報官です。先月31日にガザ地区に入りました。

ユニセフ オウェイス広報官
「(ガザに入って)最初の印象は、ひどく荒廃しているというものでした。テレビで建物が崩壊している様子が伝えられますが、現実はそれどころではなく、地域全体が荒廃しているのです」

子どもたちの様子については…

ユニセフ オウェイス広報官
「『いつ戦争は終わるの?』とよく聞かれます。とても悲しいです。答えがありませんから。とてもつらいです」

“水や食料を得るために一日歩き続ける子どもや、トラウマから話すことができない子どももいる”といいます。

ユニセフ オウェイス広報官
「ガザの子どもたちを忘れないでください。人数ではありません。それぞれ名前があり、夢を持つ子どもたちのことです」

広報官は「戦闘が続けば子どもたちの夢と未来を奪ってしまう」として、即時停戦を呼びかけました。

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