ウクライナのゼレンスキー大統領(ロイター)

ドイツのハーベック副首相は18日、ウクライナ首都キーウ(キエフ)でゼレンスキー大統領と会談し、ドイツがウクライナ支援を長期的に続ける考えを示した。同行したドイツの防衛企業幹部はドイツメディアに対し、防空システム「IRIS―T」1基を数週間後にウクライナに引き渡せるとの見方を示した。年内に複数基を追加供与する。

ゼレンスキー氏は、欧米に防空支援の強化を繰り返し要請している。

ウクライナ検察は18日、ロシアによる侵攻で同日までに子供が543人殺害され、1296人以上が負傷したと明らかにした。北部チェルニヒウへの17日の砲撃で、13~17歳の子供4人がけがをした。

ロシアが併合したウクライナ南部クリミア半島北部ジャンコイの軍用飛行場付近で起きた16日夜から17日未明の爆発や火災について、ゼレンスキー氏は17日、ウクライナ軍による攻撃だと認めた。国防省によると、地対空ミサイルやレーダーを破壊した。(共同)

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