アメリカのバイデン大統領に対する大統領選からの撤退要求が加速しています。19日の一日だけで新たに12人の民主党議員がバイデン氏の撤退を求めました。

民主党の下院議員4人は19日、連名で声明を公表し、バイデン大統領に大統領選からの撤退を求めました。

4人のうち1人はバイデン氏を支援する方針を確認していた「黒人議連」の所属議員で、民主党内のバイデン氏の強固な支持基盤にまで撤退論が広がりました。19日には、このほか、上院議員2人が撤退を求めるなど、一日だけであわせて12人の議員が新たに撤退を求めました。

ワシントンポストの集計では、一日で判明した数としては最多だということで、19日の時点で撤退を求めた民主党の議員は37人にまで膨らみました。共和党大会で挙党体制を演出したトランプ前大統領が勢いづく中、民主党内のバイデン氏の撤退論はせきを切ったように止まらなくなっています。

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