民主党内でバイデン氏の大統領選からの撤退を求める声が拡大していますが、バイデン大統領は「来週から選挙活動に復帰する」と強調しました。

新型コロナに感染して自主隔離中のバイデン大統領は、19日、声明を発表し、「来週の選挙活動への復帰を楽しみにしている」と選挙戦を続ける考えを改めて強調しました。

18日のトランプ前大統領の演説についても触れ、「国民を団結させる計画も、働く人々の生活を改善する計画もなかった」と批判しています。

また、バイデン大統領はSNSに「年齢を重ね、少しは知恵を発揮できたかもしれない」とのコメントとともに、動画を投稿しました。

バイデン大統領
「私はこの仕事のやり方を知っている。全能の神は、見捨てるために私たちをここまで連れてきたわけではない。まだやるべきことがある」

撤退論が高まる中でも、拒否する姿勢を示し続けています。

また、複数のアメリカメディアはハリス副大統領が民主党の献金者らとの電話会議に参加し、バイデン大統領と共に大統領選を戦う姿勢を強調したうえで「我々は勝つ」と話したと伝えました。

民主党内には、バイデン氏が撤退した場合、ハリス氏を新たな候補に推す声がありますが、ハリス氏自身はバイデン氏を支える姿勢を改めて示した格好です。

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