アメリカのトランプ前大統領は、共和党全国大会の2日目も会場に姿を見せました。党内の結束をどこまで高められるかが焦点です。共和党大会の会場から報告です。
(小島佑樹記者報告)
2日連続のトランプ氏の登場は、会場に集まる共和党員をまとめるのには十分すぎる演出となりました。
これまで過激な言動で支持者を引き付けてきたトランプ氏ですが、言葉を発することはせず、姿を見せるにとどめています。
課題は反トランプ票の取り込みですが、党内の候補者選びで最後まで争ったヘイリー元国連大使ら、かつてのライバルが大統領選挙の勝利に向けて一役買いました。
ヘイリー元国連大使
「私はドナルド・トランプを強く支持している。メッセージはシンプルだ。トランプ氏に100%賛成していなくても投票できる」
こうした融和を演出することで、一枚岩の共和党を印象付けたい考えです。
トランプ氏は銃撃事件を機に、対立から団結へとかじを切り始めていて、着実に共和党支配を強めています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。