トランプ前大統領の暗殺未遂事件で、アメリカ政府が事前に、イランが暗殺を企てているとの情報を把握し、警護態勢が強化されていたことが明らかになりました。
アメリカCNNテレビは、今回の暗殺未遂事件が起きる数週間前までに「イランがトランプ氏の暗殺を企てている」との情報をアメリカ政府が把握し、警護を担当するシークレットサービスが態勢を強化していたと報じました。
この情報と今回の暗殺未遂事件との関連を示す証拠はないとしています。
シークレットサービスはトランプ陣営に情報を共有し、屋外での集会はリスクが高まると伝えていたということですが、今回の事件を防げなかったことに改めて批判があがりそうです。
また、暗殺未遂事件のトーマス・クルックス容疑者は、勤務先の介護施設で、「やることがある」と述べて事件当日の休暇を願い出たうえ、翌日にあたる「日曜日には職場に戻る」と話していたということです。
このほか、捜査当局がクルックス容疑者の車の中で遠隔操作できる爆発物2個と防弾チョッキ、合わせて100発近くの弾丸が装填された弾倉3つを発見していたことが分かりました。
銃撃後の逃走にこれらを使用する計画を立てていたのかは不明だとしています。
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