アメリカ共和党の全国大会は2日目を迎えました。トランプ前大統領は予備選挙のライバルだったヘイリー元国連大使の演説を会場内で見守り、党の団結をアピールしました。中継です。
トランプ前大統領が2日続けて会場に姿を見せる中、共和党内の「反トランプ」層の象徴だったヘイリー元国連大使が、党の団結の重要性を訴えました。
「次期アメリカ大統領ドナルド・J・トランプ!」
ヘイリー元国連大使
「私はドナルド・トランプを強く支持します」
予備選挙では時に厳しく批判しあった両者ですが、ヘイリー氏は「我々は国を救わなくてはならず、そのためには共和党の団結が不可欠だ」と強調し、トランプ氏は時折、笑顔を見せながら演説を見守りました。
一方、バイデン大統領ですが、選挙活動を再開し黒人団体の総会で「対立の温度を下げなければならないが、真実を語ることをやめるべきでもない」と前置きし、トランプ氏を批判しました。
アメリカ バイデン大統領
「なぜトランプ政権が黒人にとって地獄だったか。真実を話します。彼はオバマケアを廃止し、何百万人もの黒人を健康保険から追い出そうとした」
暗殺未遂事件を受けてトランプ氏への批判がしにくくなった民主党をしり目に、共和党は党内の結束を高めて大統領選への勢いを掴んでいます。
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