3年前の軍事クーデターで拘束されたミャンマーの民主化指導者・アウンサンスーチー氏(78)が収監されている刑務所から移送されたことが分かりました。
複数の現地メディアによりますと、スーチー氏は首都ネピドーの刑務所から別の場所に移送されたということです。
移送先の詳細は分かっていませんが、ネピドーの自宅で軟禁されているとの情報もあります。
軍事政権側は「スーチー氏だけではなく、猛暑から高齢者を守るために必要な措置を取っている」と説明しています。
スーチー氏は汚職などの罪で合わせて33年の刑期を言い渡されましたが、去年8月に恩赦で刑期は27年に減らされました。
今月17日にミャンマー暦の新年を迎えるにあたり、さらなる恩赦に向けた交渉が進められているとする報道もあり、臆測が広がっています。
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