ヘリコプターからスポーツカーに向けて花火が発射される様子を捉えた映像の一場面=検察側の宣誓供述書より

 米西部カリフォルニア州の検察当局は6日、ヘリコプターから高級スポーツカーに向けて花火を発射する映像を無許可で撮影した疑いで、ユーチューバーの男性(24)を逮捕したと発表した。航空機に発火物を持ち込むことは連邦法に違反しており、有罪になれば、最大で禁錮10年の刑を受ける可能性がある。

 検察当局によると、男性は2023年7月4日、動画投稿サイト「ユーチューブ」の自身のチャンネルに「花火でランボルギーニ(社のスポーツカー)をボコボコにする」と題した10分45秒間の動画を投稿した。砂漠の地上すれすれを飛ぶヘリコプターに搭乗した男性が「ミサイル発射ボタン」を押すと、同乗していた2人の女性が下を走るスポーツカーに向けて花火を発射する内容だった。

 男性は派手に改造した車を使った過激な映像で人気を集めていた。【ワシントン秋山信一】

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