民主化を求める学生らを中国政府が武力弾圧した天安門事件から35年となった4日、台湾で追悼集会が開かれました。

 台湾の民間団体が主催した追悼集会には、約2000人の参加者が集まりました。

 主催者によりますと、中国への警戒感の高まりなどから、去年より若い人が大幅に増えているということです。

香港から来た大学生
「あの頃に(香港で)起きたことを思い出します。5年前と何も変わっていない。懸念されていた問題について進歩も変化もありません」

 天安門事件が起きた1989年にちなみ、午後8時9分からは黙祷(もくとう)が捧げられました。

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