韓国軍は、北朝鮮がけさGPS=全地球測位システムに障害を引き起こす妨害電波を発信したと発表しました。

韓国軍によりますと、きょう午前6時ごろから黄海上の南北の境界線にあたるNLL=北方限界線以北の北朝鮮側から、GPSに障害を引き起こす妨害電波が発信されたということです。

民間の航空機や船舶から、GPSの機能障害を訴える通報が寄せられたということですが、これまでのところ韓国軍への影響はないということです。

これとは別に北朝鮮はきのうの夜、ごみを括り付けた複数の大型風船を韓国側に飛ばしました。

29日、午後4時時点で、ソウルなどで260個あまりのごみ風船が見つかったということで、現地メディアは「韓国の混乱を狙ったもの」との見方を報じています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。