シンガポール航空機が乱気流に巻き込まれ1人が死亡、69人がけがをした事故で、機体がおよそ1800メートル急降下したとみられることが分かりました。

 21日、ロンドンからシンガポールに向かっていたシンガポール航空機が乱気流に巻き込まれ、タイの空港に緊急着陸しました。

 死亡した乗客のイギリス人の男性(73)は心臓発作を起こしたとみられるということです。

 他に69人がけがをして、日本人の乗客はいませんでした。

 シンガポール航空は、ミャンマー上空およそ1万1000メートルで乱気流に遭ったとしていて、航空機を追跡するサイトによりますと、機体は4分間でおよそ1800メートル急降下したとみられます。

 当時、シートベルトをつけていない乗客も多く、天井にたたき付けられたということです。

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