シンガポール航空機が激しい乱気流に巻き込まれ、80人以上が死傷した事故で、機体が3分ほどの間におよそ1800メートル急降下していたことが分かりました。

事故直後のシンガポール航空機内の映像です。座席や通路などにものが散乱し、天井には誰かが頭を打ちつけたのでしょうか、血痕のようなものもあります。

ロンドン発シンガポール行きのシンガポール航空機はきのう、上空で激しい乱気流に遭い、タイの空港に緊急着陸しましたがイギリス人の乗客1人が死亡し、83人が重軽傷を負いました。

AP通信によりますと、高度1万1300メートルを飛行していた機体は、3分ほどの間におよそ1800メートル急降下したということです。

シンガポールの運輸安全調査当局は、タイに職員を派遣し、詳しい原因を調べることにしています。

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