ウクライナ政府は7月に開幕するパリオリンピックに参加することを決定しました。

パリオリンピック参加をめぐっては、ロシアによる侵攻が続いていることから、ウクライナはロシアとベラルーシの選手の排除を求めていて、ボイコットも選択肢だとしていました。

ウクライナの青年・スポーツ省は20日、「勝利への意志」をスローガンとし、パリオリンピックに参加すると発表。「パリでウクライナ国旗が掲げられることで、ウクライナが存在し、戦っていることを世界に示す」と強調しています。

また、ロシア軍の攻撃によって、世界チャンピオンをはじめ、これまでに450人以上の選手やスタッフが犠牲になったと明らかにしたうえで、各国がウクライナの選手たちにトレーニング施設や避難先を提供するなどの支援を行っていることに感謝の意を示しています。

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