国連の安全保障理事会は、ロシアが提出した宇宙へのあらゆる兵器の配備禁止を求めた決議案を否決しました。

ロシアが提出した決議案の採決は20日に行われました。

採択には9か国の賛成が必要ですが、15の理事国のうち、賛成はロシアや中国など7か国に留まり、決議案は否決されました。反対したのはアメリカや日本・韓国など7か国で、スイスは棄権しました。

アメリカ ウッド国連次席大使
「ロシアは核兵器を軌道に乗せるという危険な取り組みから目を逸らそうとしている」

先月には、アメリカと日本が提出した宇宙の非核化を求めた決議案がロシアの拒否権行使により否決されていて、宇宙空間での軍備拡大をめぐる駆け引きが激化しています。

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