早稲田大学の入学試験で男子受験生が眼鏡型の電子機器で問題を撮影して流出させたとして、警視庁が書類送検する方針を固めました。

 受験生の18歳の男性は、早稲田大学創造理工学部の入学試験中に、カメラが付いていて通信機能もある「スマートグラス」を使って問題を撮影し、外部に送信した疑いがあるとして、警視庁が近く書類送検する方針を固めました。

 捜査関係者によりますと、撮影された問題は「X」で外部に複数枚、送信されていました。

 この「X」を見た人が大学に情報提供して発覚しました。

 男子受験生は調べに対して「志望していた国立大学に落ち、他の大学も落ちることが不安で不正を思いついた」と話しています。

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