埼玉県戸田市の首都高速でトラックが乗用車などに追突して3人が死亡した事故で、トラックが少なくとも10メートル以上前から速度を落としていなかったことが分かりました。

 会社員の降籏紗京容疑者(28)は14日、戸田市の首都高速でトラックを運転中に乗用車など6台に追突し、3人を死亡させた疑いが持たれています。

 トラックは渋滞の最後尾にいた車に突っ込みましたが、その後の捜査関係者への取材で、トラックが事故現場の10メートル以上前から速度を落とさずに前の車に追突する様子がカメラに映っていたことが新たに分かりました。

 降籏容疑者は「ぶつかった時に意識はありませんでした」と話しています。

 警視庁は、15日午後にも容疑を過失運転致死傷に切り替えて送検する予定です。

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