旧ジャニーズ事務所「SMILE−UP.」が性加害の被害者への補償について、数カ月以内に一通りの支払いを終えるとの目標を示しました。

 藤島ジュリー景子氏が初めてジャニー喜多川元社長による性加害問題について謝罪してから丸一年。SMILE−UP.によりますと、これまでに(4月30日時点)被害を申告した人985人のうち454人に補償内容を通知していて、そのうち399人が合意し、374人に対して支払いが行われています。

 ANNの取材に対し、SMILE−UP.は「補償対象となる方への補償金の支払いを数カ月以内にすることを目標にしている」との考えを示しました。

 また、SMILE−UP.によりますと、去年、「すべての関係会社からも代表取締役を降りる」との考えを示した藤島ジュリー景子氏は現在、旧ジャニーズ事務所のグループ会社4社で会長職に就いています。

 いずれの会社でも経営には関与しておらず、「後任の経営者を決定のうえ、順次、退任する方向」としていますが、役員報酬は支払われているということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。