ご近所トラブルを起こした木刀の男。執行猶予付きの有罪判決が出ました。

 名古屋市の画家・柿本英雄被告(59)は自身も住む集合住宅で、木刀で通路の手すりなどをたたきながら別の部屋の男性を脅迫した罪に問われています。

 「犬を亡くしたのがショックで、こんなことを起こして申し訳ない」と初公判で話していた柿本被告。

 13日の判決で名古屋地裁は「連日、深夜に強度の脅迫をし被害者に恐怖心を与えた」としながらも「反省の態度を示している」などとして懲役1年6カ月、執行猶予3年を言い渡しました。

 住民に話を聞くと、柿本被告は判決後、自宅に戻ってきたといいます。

地元の自治会 櫻井正行副会長
「(柿本被告が)『帰ってきたぞ!!』と大声で帰ってきたよう。家の方に」

 さらに、午後10時ごろには…。

地元の自治会 櫻井正行副会長
「相も変わらず夜、共用廊下でぶつぶつ何か言ってみたりとか、そういったことはやっているよう」

 判決後の行動に住民は…。

地元の自治会 櫻井正行副会長
「本来、本当に反省しているのであれば迷惑を掛けた住人にまず謝罪をすべきではないかと。そういったアクションは、いまだにありません」

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