■“減速せず追突”6台巻き込む

 2日午前8時ごろ、沖縄県宜野湾市の国道で最後尾から黒い乗用車がスピードを落とさず前の車に追突。その後も止まらずに前に進み続けたため、6台の車が事故に巻き込まれました。

 事故を起こした黒い乗用車の運転手は一度、車から降りて自分の車の前方を確認した後、再び車に乗り込むとバックし、事故に巻き込まれて停止している車の横をすり抜けて、そのまま現場から走り去りました。

■“当て逃げの瞬間” 近くに児童も

 現場は片側2車線の道路。近くには小学校があります。

 事故発生当時、傘をさして歩いているのは登校中の3人の児童です。3人が国道の歩道に曲がった直後に事故は起きていました。背後に危険を感じて駆け足に。事故が起きた様子を見て一時、ぼうぜんとしていました。

 今回の事故で、けが人はいません。

 事故が出勤時間と重なったことと、車線をすべてふさいでしまったため大規模な渋滞が発生するなど、住民生活にも影響が出ました。

 警察が当て逃げ事件として逃げた車の行方を追っています。

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